白いワイシャツの黄ばみ、着続けているうちに、洗濯をしていても徐々に黄ばんでいってしまうワイシャツの黄ばみは、自宅で落とすことはできないのでしょうか。
ワイシャツが黄ばみを帯びてきてしまったとき、いったいどのような落とし方をしたら、元の真っ白なワイシャツに戻すことができるのでしょうか。
ワイシャツの黄ばみを落とすテクニックをご紹介します。
ワイシャツの黄ばみはどうしてできる？
ワイシャツの黄ばみの原因、それは皮脂が酸化して繊維に残ってしまっていることが原因となります。
人間は、汗をかくと同時に、皮膚から皮脂を分泌しています。
この皮脂が、繊維の中に残ってしまい、やがて酸化、それが黄ばみの色となって出てしまうのです。
この皮脂対策をすることで、ワイシャツの黄ばみの落とし方も見えてくるのではないでしょうか。
黄ばみの原因、皮脂の汚れをすっきりと除去する落とし方
では、ワイシャツの黄ばみ、参加した皮脂汚れはどのような落とし方が効果的なのでしょうか。
まず、使用するものは、酸素系漂白剤と重曹です。
酸素系漂白剤と重曹を同じ割合でぬるま湯に溶かします。
それを黄ばみが目立つ部分に塗り、その上から蒸気をかけます。
この際の蒸気はアイロンのスチームが最も理想的です。
皮脂を溶かすという考え方なので、アイロンをかけることは厳禁です。
蒸気やスチームだけをかけて皮脂汚れ、つまり油を溶かしてください。
その後洗濯をして黄ばみが落ちたかを確認してみましょう。
その他の黄ばみの落とし方いろいろ
その他にも、ワイシャツの黄ばみを落とす方法はいくつかあります。
まず、黄ばみというのが油で、その油を繊維の中から溶かし出すことができるということを考えて、落とし方を工夫してみましょう。
例えば、台所用洗剤や、メイク落とし、シャンプーなども、もともと油汚れを落とす機能を備えています。
このようなものを、ワイシャツの黄ばみ部分に塗り、その後、歯ブラシ等の柔らかい繊維のもので擦ったり、手でもみほぐしてみたりすると、ワイシャツの黄ばみが落ちることがあります。
黄ばみの度合いによっても落とし方は変わってきますが、家にある油汚れに強いものを利用して、落とし方を工夫してみましょう。
それでも落ちない場合には、クリーニングを利用しましょう
ワイシャツの黄ばみは、しつこい汚れで、なかなか落としきれない場合が多くあります。
自分で落としきれなかった黄ばみがある場合、無理をせず、クリーニング店に依頼してプロの技術で落としてもらうようにしましょう。
無理をして自分で過剰に黄ばみを落とそうとして、逆に繊維を傷めてしまったり、黄ばみがさらに落ちにくくなってしまわないように気をつけましょう。