日本の食文化に欠かせない醤油、調味料の大黒柱である醤油は、使用する機会も多いため、衣服につけてしまってシミにするという事も多いのではないでしょうか。

そこで、醤油のシミをつけてしまったときのシミ抜きの方法をご紹介します。

醤油のシミはどんなシミの種類?

醤油のシミは、水溶性のシミです。

水溶性のシミの特徴として、ついてすぐであれば、水で簡単に落とすことができるという特徴を持っています。

醤油も同様に、水溶性のシミの仲間ですから、醤油を衣類につけてしまってすぐであれば、水で簡単にシミ抜きをすることが可能です。

しかし、時間がたってしまうと、水だけではなかなかシミ抜きが難しくなります。

では、時間がたってしまった醤油のシミは、どのような方法でシミ抜きすればよいのでしょうか。

時間がたってしまった醤油のシミ抜き

では、時間が経過し、水だけでは落とせなくなってしまった醤油のシミ抜きはどのように対処したらよいのでしょうか。

まず、利用するものとして、台所用洗剤(中性)を準備しましょう。

シミ部分を水で濡らし、そこに台所用洗剤をつけて、もみほぐすようにしてみましょう。

もみほぐす以外にも、下に布を強いて、シミを上からたたき、下の布にシミを落とすという方法でも良いでしょう。

また、歯ブラシ等柔らかいものでこすってみるというのも良いシミ抜き方法です。

少したって、シミが薄くなってきたら落ちてきているということです。

醤油のシミ抜きが完了したら、すすいで洗剤を落とし、そのままその衣類に合った洗濯方法で洗濯をしてください。

台所用洗剤で落ちなかった場合

醤油のシミが、台所用洗剤で落とせなかった場合には、市販の酸素系漂白剤を使ってみましょう。

この際使用する漂白剤は、酸素系を使用するように注意しましょう。

シミ部分を濡らし、酸素系漂白剤をつけます。

市販の漂白剤はその商品や種類によって、使用量や使用方法が異なりますので、その漂白剤に合った方法で使用してください。

その後洗濯をして、シミが落とせているか確認します。

それでも落とせない場合、無理をせずにプロに任せましょう

上記のような方法をとっても、醤油のシミ抜きができなかった場合には、無理をせず、クリーニングを利用しましょう。

洗濯のプロであるクリーニングに依頼すれば、醤油のシミはきれいに落とすことができるでしょう。

自分で何とか落とそうと無理をし過ぎて、かえって衣類を傷めたり、シミが落ちにくくなってしまったり、衣類の色を変色させてしまわないように注意しましょう。