シーツは毎日長い時間お世話になる生地の一つです。

そんなシーツは洗う回数も、人によって差はあるものの、わりと選択の回数が多いものなのではないでしょうか。

シーツの洗い方、洗濯機で洗っている人がほとんどではないかと思いますが、よく考えて洗っているという人は少ないようです。

シーツを洗う重要性、そして洗い方や干し方などのポイントをまとめました。

シーツは寝ている間にたくさんの汗や皮脂などを吸着している

夜、寝ゐている間も、人間はたくさんの汗や皮脂を分泌し続けています。そしてその寝ている間に体から分泌された汗や皮脂を、シーツはすべて吸収、吸着してくれているのです。

ですから、シーツはこまめに洗わないと、汚れていないように見えても、実は雑菌の巣になってしまうのです。

また、汗や皮脂だけでなく、ふけや髪の毛、ほこりや雑菌など、洗わないでおくとたくさんのものが蓄積されていってしまいます。

これらはみな、布団に住むダニの格好のえさになってしまい、ダニを大繁殖させてしまうことにもつながります。

キレイに見えても、実は汚れていたり、ダニの温床になってしまっているかもしれないシーツ、キレイにして毎日を健やかに過ごせるようにしましょう。

シーツの洗い方、そして干し方

では、シーツはどのような洗い方が良いのでしょうか。またその後でどのような干し方をするのが良いのでしょう。

まずシーツを洗う際の洗い方としては、洗濯機にただ放り込むのではなく、じゃばら折をするようなイメージで洗濯機に入れるようにしましょう。

ただ丸めて入れると、中の汚れまで落としきれないということがあります。

そして、大きなシーツを洗濯機に入れる際のおり方にも工夫があります。

シーツを折ったときに、表に出てくる部分に首周りや背中など、汚れや皮脂、汗などの汚れがつきやすいようにおりましょう。

そうすることで、より汚れやすいところが、すっきりとキレイになります。

使用する洗剤については、洗濯用の中性洗剤を使うようにします。

天然由来の石鹸を使って洗うというのも、シーツの繊維を傷めずに洗い上げる方法だといえるでしょう。

干す時は、出来る限り早く乾くような工夫をすると、嫌な臭いの原因を作りださなくてすみます。

また、しっかりピンと張った状態でシーツを干すようにすると、乾燥したときの風合いも非常に良く、寝心地も良くなります。

シーツは、たいていは入浴してから使うものですから、見た目にはあまり汚れしているという印象を持たないかもしれません。

しかし、毎日寝ている人の汗や皮脂を吸着してくれるので、こまめに洗濯をして清潔を心がけましょう。