淡い色合いのものがほとんどのワイシャツは、黄ばみや黒ずみができてくると非常に目立ってしまいます。

ワイシャツをきれいに保つためには、漂白剤の使用をしているという人も多く、その方法として最もポピュラーなのが、つけおきという方法です。

しかし、ワイシャツを漂白剤につけおきして置いたら、黄ばみがひどくなってしまったり、漂白剤につけおきしておいたにもかかわらず、黄ばみや黒ずみが落ちていないという悩みも多いようです。

ワイシャツをきれいに保つための方法、漂白剤へのつけおきは、正しい方法でおこなわなければ効果が無いのです。

ワイシャツを漂白剤につけおきする前にすること

では、ワイシャツを漂白剤につけおきする、正しい方法はどのようにしたらよいのでしょうか。

ワイシャツの黄ばみなどの原因は、人間の皮脂です。

皮脂は油ですから、この油を溶かして浮かせるという考え方を持つと、ワイシャツをきれいに仕上げる事ができます。

まず、ワイシャツを漂白剤につけおきする前に、クレンジングオイルや台所用洗剤などを使って、黄ばみの目立つ部分の油をうかせておきましょう。

ワイシャツの黄ばみや黒ずみが気になる部分をぬらし、そこに、クレンジングオイルや台所用洗剤をつけて、優しくもむように洗います。

繊維にしみこんでなかなか洗い落とせなかった油を浮かせ、この後に使用する漂白剤の効果を最大限に引き出すために行います。

黄ばみや黒ずみがある程度落ちたら、すすいで、クレンジングオイルや台所用洗剤を洗い落としてください。

漂白剤へのつけおき

先ほどの前段階をふんだことで、ワイシャツの漂白剤へのつけおきは、普段よりかなり効果を発揮できるようになっています。

漂白剤は、酸素系漂白剤を使用するようにしましょう。

市販の酸素系漂白剤を、使用方法や用量にしたがって水に溶き、その中に先ほどのワイシャツをつけおきしておきましょう。

酸素系漂白剤には、いろいろな種類が発売されていて、その商品によって量や使用方法が異なりますから注意してください。

つけおき時間も、その漂白剤によって異なります。時間や使用法を守って使うようにしましょう。

漂白剤へのつけ起きが終わったら、軽くすすいで、普段通り洗濯機に入れて適切な洗濯方法で洗濯をします。

前処理をしたことと、その後で漂白剤へのつけおきをしたことで、ワイシャツのえりや袖口についていた黄ばみや黒ずみがかなりキレイに落ちているはずです。

自宅でもプロのようにし上げることができますので、ワイシャツの汚れが目立って来たら、ぜひお試しください。