出張先などで、いざスーツを着ようとしたとき、たたみ方が悪くてしわになってしまったという経験はありませんか。

いざという時に困らないように、しわにならないスーツのたたみ方をマスターしましょう。

しわにならないスーツのたたみ方3ステップ

まず、背中のラインを中心に半分に折りたたみます。肩と肩が合わさるようにしておるとちょうど良い感じに折りたたむ事ができます。

次に合わせた肩の部分の片側を、内側にかぶせるようにして裏返してしまいます。襟の部分のラベルが左右揃うようにして伸ばすと良いでしょう。

たたんだスーツを腕にかけ二つ折りの状態にします。この状態でふわりとたたんでおけば、移動の際もしわにならないで済むでしょう。

スラックスを挟んでおくとよりしわにならない

二つ折りの状態でふわりとたたんであるスーツの間に、スラックスやズボン(パンツ)など、下にはくものを三つ折りにして挟んでおくと、よりスーツの間にすき間や暑さができてしわにならないようになります。

しわにならないようたたむ方法は他にもありますので、持ちはこび方や用途に合わせて研究してみると、いざという時に役に立つかもしれません。

しわになってしまったスーツはどうしたらよいのか

きれいに畳んだつもりでもしわになってしまったら、霧吹きをかけてスチームアイロンで仕上げると簡単にしわが伸ばせますが、出張先などでアイロンなどが無いという時もあるかと思います。

そのような場合には、入浴後やシャワー後の浴室に、ハンガーにかけたスーツをつるしておきましょう。

湿度がスチーム代わりになり、素材自体の復元力が働き、少しばかりのしわならきれいに伸びてしまいます。

この時の時間としては、10分から15分くらいが良いでしょう。また、使用するハンガーは、なるべく肩部分が分厚いものを使用するとより仕上がりがきれいになります。

しわにならないスーツのたたみ方や、いざという時の便利なしわ伸ばしの方法などを知っておくと、外出先やアイロンがない時などにも、大変役に立ちます。

いろいろな状況で使えるちょっとしたワザを、是非生活の中で活かしてください。