気が付かないうちに衣類につけてしまった口紅のシミは、女性であれば誰でも経験があるシミの種類に入るのではないでしょうか。

衣類に口紅のシミがついてしまったとき、家庭でシミ抜きする方法は、どうしたらよいのでしょうか。

口紅のシミは油性のシミ

口紅は、成分に油分を含んでいるため、シミの種類としては、油性のシミになります。

油性の口紅のシミをシミ抜きする際に使用する洗剤は、台所用中性洗剤とクレンジングオイルが望ましいでしょう。

台所用中性洗剤にクレンジングオイルを混ぜたものを、シミ抜きしたい口紅のシミの部分につけ、歯ブラシで優しくこすったり、もみ洗いをします。

ベンジンでも落とすことができますが、シミ抜きと同時に衣類の色落ちや変色の恐れもありますので、十分に注意しましょう。

すべての口紅のシミを自分で落とせるわけではありません

口紅のシミは、油性のシミですし、シミがついてからの経過時間や、口紅そのものの成分などによっても、シミの落ち具合がちがってきます。

簡単に落とせるような口紅のシミもありますが、シミ抜きをしてもなかなか落とせないようなシミもあります。

これは、口紅のシミが、すべて同じシミではないためです。

シミ抜きしてみても落とせないような口紅のシミは、クリーニングに依頼するようにした方が良いでしょう。

口紅をはじめ、女性の化粧品のシミは、ついてしまうとなかなか落とせないようなシミも多くあります。

そのような場合、時間があまり経過していなければシミ抜きも簡単にできるものが多いですが、時間が経過してしまったり、なかなか落とせないしぶといシミは、なるべく早くクリーニングにだし、プロの手を借りましょう。